現調
本日は本来の私の設計の仕事である建物の現場調査です。
現場調査を訳して現調です。
現在ある建物に何らかの意図により手を加え、リフォーム、リノベーションをする際に
は必ず実際に建っている建物がどうなっているかを確認して、クライアントが持ている
(持っていない、紛失の場合もあります)図面と照合して、寸法を確認していく作業で
す。
この現調には設計士や設備業者、電気業者なども参加して、隅々まで確認して、現
況図を作成していきます。この現況図を元にオーナー様がしたい空間や間取りなどの要
望を取り入れて再度図面化しています。リフォームやリノベーションなど大胆な間取り
変更等は、既存の建物の設備等の給水・排水管などの制約がって意外に要望に応える事
ができない場合もあって、断念せざる場合や、費用がかさんでしまう事も多々発生して
しまいます。時にはすべてを解体、更地にして、新規に建てた方が安くなる場合もあり
ます。
また、昭和56年前の建物は旧耐震の設計で、現状に合っていない耐震性の無い建物の場
合もありますので、十分注意が必要になります。
何か建物で困った場合には無料相談所もありますので、利用してみるのも良いかと思い
ます。
続く・・・・・・・。